「座敷と伝統芸能 茶・花・香」
語り: 佐藤 豊三 氏(徳川美術館 専門参与)
室内芸能と称されるのに「茶道・花道・香道」があります。それらの活動の場は,いわゆるタタミを敷き詰められた部屋「座敷」です。この座敷をもとに,3回のシリーズで日本の伝統文化である茶・花・香の成立とその伝統を考えます。
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第1夜 9月16日(水)「座敷の成立と香道」 第1夜は,49名の参加があり終了しました。
「香(かおり)」の文化は世界各地に特徴ある文化を形成しました。日本では「座敷」を活動の場として「香道」が形成されました。そこでは古典文学との融合がはかられています。日本人と香の関わりはそればかりでなく広範な生活の中で様々な形で受け入れられてきました。
日本の「香の文化史」をたどります。
配布資料(PDF) 「名大トピックス」No.198 部局ニュース p.18(記事掲載)
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第2夜 10月20日(火)「座敷に飾られた花」 第2夜は,39名の参加があり終了しました。
「花」と人との関わりは「香」以上に世界各地で様々な形態が報告されています。「万葉集」に採録されているように,日本人は古代から花を愛しんできました。花を室内・座敷に迎えて形成したのが「立花」であり,花道の形成でした。それは花を素材としたルームインテリアの一つです。日本人と花との関わりを考えます。
配布資料, 花の流れ(PDF)
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第3夜 11月24日(火)「座敷と茶」 第3夜は,38名の参加があり終了しました。
茶を喫することは中国で始まり,世界各地に伝播しました。日本では中国から様々な形式の茶が伝えられました。その一つである抹茶法から日本で伝統文化と称される「茶道」が形成されました。茶道はタタミの敷き詰められた茶室すなわち「座敷」が活動の中心です。「茶道」「座敷」を通じて、現代日本人の生活習慣を考えます。
配布資料(PDF)