1 はじめに
2 電子化と著作権
・ 情報資料のデジタル化(複製権)、マルチメディア化 ・ ネットワーク化(公衆送信権)
3 電子化情報資料と伝統的紙媒体資料との著作権法上の特質の異同
・ 複製劣化 私的使用法理(30条)の動揺:デジタル録音録画補償金(30条2項)の追加 ・ 改変、融合の容易さ:コンテンツの同一性保持権(20条)
4 ゛電子図書館サービス″について
・ OPACからデジタル図書館へ ・ インターネット情報資源とSubject Gateway 著作権なき情報、著作権の一部放棄、著作権を認めるべきでない情報
5 商用データベース等の図書館における利用
・ 学術情報の流通と電子化 ・ 契約の優越と著作権法の趣旨との相剋:附合契約的内容 ・ 関係費用の利用者への転嫁:授業料の二重取り
6 図書館の特権
・ 著作権法31条の現状に即した理解:大学図書館の使命
7 むすび