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レファレンス事例 |
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金城学院大学図書館 |
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番号 |
質問 |
回答 |
回答プロセス |
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明治時代に公布された”日本銀行条例”を読みたい。
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『日本金融史資料 明治大正編』10巻の付録に掲載あり。
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<日本銀行条例>ということなので、日本銀行の歴史に関する資料がないかOPACで検索。<日本銀行>をキーワードにし、検索したところ、121件ヒット。『日本金融史資料 明治大正編』(日本銀行調査局/著 大蔵省印刷局)(全25巻)の中の目次総覧で<日本銀行条例>を探したところ、10巻の付録に掲載があることがわかった。
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2 |
韓国の教科書で、どのくらい漢字を使用しているのか知りたい。
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「国語」の説明文・論説文では各ページ10-20単語程度の漢字併記有り。その他は、ほとんどハングル専用。「数学」「地球科学」「家庭」の教科書では、全く使われていない。
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利用者からは「韓国の国語教科書をみたい」と言われたが、所蔵がないので、別の手段で情報を集めることにし、CiNii(論文情報ナビゲータ)で論文を探すことにした。<韓国 漢字 現状>で検索したところ5件ヒットしてきた。『放送研究と調査』52(5)に掲載された「韓国の人名・地名表記に関するノート--日本のマスコミの扱いと韓国の漢字使用の現状」の中で、韓国の教科書における漢字使用状況が説明されていた。
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3 |
毒婦・高橋お伝(明治9年の事件)が載っている明治期の新聞が読みたい。
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『明治ニュース事典』に掲載あり。(第1巻 p.452 第2巻 p.408 第3巻 p.465 第4巻 p.419など)オリジナル(原紙)の記事を入手したい場合は他機関に複写依頼をする必要あり。
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国立国会図書館のホームページ「テーマ別調べ方案内」で明治期に発行された新聞からおもなニュースをほぼ原文のまま掲載している『明治ニュース事典』(明治ニュース事典編纂委員会/編 毎日コミュニケーションズ)が適切ではないかと思い、本学OPACを検索。本学の所蔵があったため、「高橋お伝」を索引で調べ,記事を見つけた。データベース「大宅壮一文庫」「朝日新聞データベース聞蔵II 」も検索。参考になりそうな資料としては『日本近代思想体系 16』(加藤周一/著 岩波書店 本学所蔵あり)にメディアからお伝事件を追っている論文あり。書籍としては『毒婦伝』(平凡社 本学所蔵無し)がよさそうである。
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4 |
”Elizabeth
Barrett Browning"の作品批評について読みたい。(どの作品の批評を読みたいかは決まっていない。)
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『Nineteenth-century
literature criticism』(NCLC)のv.170 p.1〜p.125 にElizabeth Browning の項あり。他にv.16 v.66にも掲載があるようだが、本学には所蔵がないので他大学で所蔵がある大学をWebcatで確認した。(利用者は本学にある資料まででよいとのこと。)
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まず、どんな人物なのか調べる。本学のデータベース「Biography」で調べると、19世紀の英国詩人であることがわかった。批評なので、『Nineteenth-century
literature criticism』(NCLC)のIndexで「Barrett Browning」の項を引いたところ、該当あり。「Criticism」でOPAC検索すると他に『Poetry Criticism』(Gale
Research)も所蔵ありだったが、NCLCでよいとのこと。後でもう少し他にないかと思い、データベース”Gale
Virtural Reference”の『Cambridge Guide to Women's Writings in
English』で”Elizabeth Browning ”と検索すると18件ヒットした。
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