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レファレンス事例 |
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浜松医科附属図書館 |
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番号 |
質問 |
回答 |
回答プロセス |
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日本全国の年次別・癌別死亡数の過去10年ほどのデータを知りたい。 |
人口動態統計(上巻):厚生労働省大臣官房統計情報部編 の資料から「悪性生物の主な部位別にみた性・年次別死亡数及び死亡率」(最新年版)を紹介。厚生労働省の HPのhttp://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/cgi/sse_kensakuにもデータ掲載されている。同じく厚生労働省HPから関係資料があり。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/dl/s1120-9c01.pdfに過去10年間のグラフの推移が掲載されている。 |
本学所蔵人口動態統計(上巻):厚生労働省大臣官房統計情報部編を参照。 また厚生労働省のHPの統計表データベースを検索。人口動態調査データをダウンロードして確認する。同じHPを検索したところ「がんに関する統計」資料3-1にも過去10年ほどのデータを確認できた。 |
2 |
雑誌「臨床透析」22巻3号333ページの文献の中に「自己効力感尺度の因子構造と回転後因子負荷量」を示した表がある。この表には質問事項として22項目が挙げられているがこの質問項目を選んだ根拠があれば知りたい。 |
「香川県立医療短期大学紀要」の文献の中に調査として「慢性疾患患者の健康の行動に対するセルフ・エフィカシー尺度を用いた」との記述があった。セルフ・エフィカシー尺度については、「心身医学」36(6)の文献に25項目の質問事項があり、質問紙としてその中の22項目を利用したものと思われる。 |
この表については、参考文献として「香川医療短期大学紀要」2003,5:25-32とあった。国立情報学研究所のCiNiiで該当の参考文献「香川県立医療短期大学紀要」を検索。該当文献がPDF ファイルで入手できたので、内容を確認した。この文献にあるセルフエフィカシー尺度については、参考文献として「心身医学」36巻6号500ページとの表記があり、同じくCiNiiで本文を確認したところ25項目の質問事項を作成した文献が出てきた。 |
3 |
引用文献にある「Journal of Hepatology」
Vol.12 No.1 p65, 1996年を見たいが上記の雑誌は1996年は25巻にあたり出版年と巻が異なる。論題はわからないが、正確な情報を知りたい。 |
雑誌は「Journal of Hepatology」ではなく正式なタイトルは「Korean Journal of
Hepatology」であることを伝えた。同時に論題も伝え、論文内容の確認をしていただいた。 |
Pubmed
(データベース)のSingle Citation Matcherにおいてあらかじめわかっていた巻、ページを入力。検索結果からVol.12で1996年に該当するものは、「Korean journal of
Hepatology」であることが推測された。 |
4 |
心拍動下冠動脈バイパス手術の年齢別件数の統計情報で、「90歳以上の人に成功した手術例が珍しい」ということの裏づけをしたい。 |
日本冠動脈外科学会のHPから学術全国アンケート結果の公開2006年に手術成績による男女別年齢分布と高年齢者の推移表を紹介した。また医中誌で検索した文献の症例報告をいくつか提示した。
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・サーチエンジンで日本冠動脈外科学会のHPを確認。HPから手術成績全国アンケート結果が公開(年次別)されていることがわかった。 ・医中誌データベースで90歳以上の文献症例を検索。キーワードは「冠動脈」「超高齢者」「手術成績」を使った。年齢の区切りがほとんど80歳以上としているので、90歳以上という限定はできなかった。 |
5 |
PubMedで検索した資料名「Curr Protoc Hum
Genet」2001,May;Appendix3: Appendixz3H Gilbert,J. / Establishment of
permanent cell lines by Epstein-Barr virus transformation.の論文を入手したい。 |
図書「Current protocols in human
genetics 」editorial board, Nicholas C. Dracopoli ... [et al.]
NewYork, N.Y. : Wiley, c1994-
Vol.2 cancer geneticsの項目に収載。本学に所蔵。
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「Current
protocols in…」は実験手引書のシリーズものである。Webcatで資料を雑誌で検索したところ該当資料がなかった。書誌を確認するためNLM(米国国立図書館)のOPAC検索したところWiley Inter Scienceの電子資料(ブック)とわかった。Wiley Inter
Scienceのサイトで論題名で検索したら、該当論文は1994年のSupplment2として載っていたが、この電子資料は購入していない。改めてWebCatにおいて全資料で検索したところ図書扱いでヒットし、1994年にVol.1-4が図書として発行されていることがわかった。本学図書館には、Vol.1-2のみ所蔵しており、現物を確認したところ該当論文がVol.2に掲載されていた。PubMedのにあった書誌は、図書を電子資料として改めて発行したものではないかと思われる。 |
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