テーマ別調べ方ガイド:道路旅客運送
ここでは、道路旅客運送業について調べるために活用できる資料を紹介しています。
図書。名古屋大学で所蔵しているものはOPACにリンクしています。
名古屋大学で契約しているWebデータベース。学外からアクセス可能なものもあります。→[リスト]
無料公開のWebデータベース、資料。オンラインでどこからでも利用可能です。
中央図書館2階参考カウンターにて申込みの上利用する資料。利用時間は平日8:30−17:00です。
産業分類
調査を始める前に、日本標準産業分類(総務省)における道路旅客運送業の番号や定義を確認しておくとよいでしょう。
基礎資料
業界の基本情報を調べるための資料もあわせて確認しましょう。→[業界の基本情報を調べる]
『新交通年鑑』(交通協力会)
『交通経済ハンドブック』(白桃書房, 2011)
『日本のバス事業』(日本バス協会)
『最新運輸業界の動向とカラクリがよ~くわかる本』(秀和システム, 第2版, 2018)
『新交通年鑑』(交通協力会)
『観光バス業者名簿.全国版』(旅行出版社)
業界団体とその会員一覧
交通関係統計資料(国土交通省)
『交通経済統計要覧』(国土交通省)
自動車輸送統計調査(国土交通省)
全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)(国土交通省)
全国都市交通特性調査(全国パーソントリップ調査)(国土交通省)
貨物・旅客地域流動調査(国土交通省)[OPAC]
全国幹線旅客純流動調査(国土交通省)
『都市・地域交通年報』(運輸総合研究所)
広報および出版物(全国高速道路建設協議会)
『交通新聞』(交通新聞社)
『運輸と経済』(運輸調査局)
『東京交通新聞』(東京交通新聞社)
交通の現状に関する総合年鑑。鉄道、自動車交通、海事、港湾、航空を取り扱う。平成29年版をもって刊行終了。
交通に関する基礎理論、経済理論(需要、費用、投資など)、政策動向(鉄道、自動車、都市・地域交通、貨物・物流、港湾、航空)、環境問題、安全・防災対策をまとめた資料。巻末に、交通統計の紹介が掲載されている。[詳細]
日本のバス事業の動向をまとめた資料。乗合バス・貸切バスの輸送状況推移、輸送量、経営規模などの統計も掲載されている。
運輸業界の動向や法律・規制、主要企業について解説した資料。[詳細]
参入企業
企業の基本情報を調べるための資料もあわせて確認しましょう。業種での絞り込み機能や索引が付いているものがあります。→[企業の基本情報を調べる]
交通の現状に関する総合年鑑。巻末に「会社便覧」として交通業界(旅行、駅ビル・ホテル、構内営業、物販、広告等の関連業界も含む)の会社一覧(所在地、資本金、社員数、役員など)が付いている。平成29年版をもって刊行終了。
都道府県別・50音順の貸切観光バス業者名簿。所在地、連絡先等基本情報のほか、車両保有台数、バス協会加盟状況、旅行業登録状況、安全性評価認定取得状況等が掲載されている。付属資料として新高速乗合バスに関するリスト(「新高速乗合バス事業に係わる経営許可又は事業計画変更許可を受けた事業者」、「新高速乗合バス事業に係わる管理の委受託の許可を受けた事業者」)がある。[詳細] ※名古屋大学所蔵なし
日本バス協会 | 地方バス協会所在地 バス検索 |
全国ハイヤー・タクシー連合会 | 都道府県協会一覧 タクシー事業者 |
統計
運輸業に関する統計もあわせて確認しましょう。
『陸運統計要覧』及び『交通関係エネルギー要覧』を整理・統廃合し、再編して公表したもの。「I-2:輸送」には全輸送機関の輸送人数に占める各輸送機関の輸送人数の割合を示した「輸送分担率」が掲載されている。
交通関連の総合統計書。観光、エネルギー、海外の交通関連統計なども掲載されている。
貨物、旅客の自動車輸送の実態を明らかにすることを目的とし、国内で輸送活動を行う自動車を対象とした基礎調査。業態別・車種別・品目別などに輸送量や輸送人員などが毎月調査されている。月報と年報がある。標本調査。
道路と道路利用の実態を調査。道路の状況や交通量を調査する「一般交通量調査」と、出発地・目的地・移動目的などを調査する「自動車起終点調査」から構成される。5年ごとに実施。
全国70都市・60町村に居住する5才以上の人を対象に交通行動を調査。住民基本台帳からの無作為抽出による標本調査。5年ごとに実施。
貨物地域流動調査と旅客地域流動調査の2種類がある。貨物地域流動調査において鉄道・海運・自動車によって運ばれた貨物について、品目別輸送機関別の貨物輸送量や府県相互間の輸送量などが調査されている。
移動距離や目的などについて調査。対象は(1)幹線交通機関(航空:国内定期航空路線、鉄道:新幹線、JR特急、一部長距離民鉄など、旅客船:フェリーを含む航路、バス:都市間バス、高速バス、乗用車等:自家用乗用車、タクシー等)を利用した移動、(2)通勤・通学目的を除く移動(出張、観光、帰省など)、(3)都道府県を超える移動をすべて満たす移動。
首都圏・中京圏・京阪神圏の鉄道各路線・各駅における輸送人員(定期・定期外)など、鉄道やバスに関するさまざまなデータが掲載されている。[詳細]
業界レポート・ニュース
高速道路の仕組み、整備の推移と計画、利用実態(交通量・走行距離・輸送量)、料金、建設費など高速道路に関する内容を掲載している。[詳細] ※名古屋大学所蔵なし
専門雑誌・新聞
交通・運輸業界の総合専門紙。各交通機関の情報のほか、観光、旅行、経済などのトピックについても取り上げている。[詳細] ※名古屋大学所蔵なし
交通経済・経営に関する専門誌。[詳細]
ハイヤー、タクシー、バス業界を中心とした旅客交通の専門紙。自動車産業などの関連産業や交通政策の動向等も扱う。Webサイトで過去1か月分の見出しのみ確認することができる。※名古屋大学所蔵なし
参考資料
- リサーチナビ: 道路旅客運送業(バス・タクシーなど)について調べるには(国立国会図書館)
- リサーチナビ: 道路・交通に関する統計(国立国会図書館)